【なかじま ひびき】N.ケラリファインを検証
こんにちは!
大宮2号店チーフ なかじま ひびきです。
今回はN.から出たシステムトリートメント「ケラリファイン」の勉強会をしました。
ケラチン+リファインの造語です。
ケラチンとは髪の主成分となるタンパク質です。
リファインは、洗練する、また精製するという意味があります。
つまり、ケラリファインはケラチンを髪の内部に入れ込み、修復、増幅させるというシステムトリートメントです。
もっと簡単に言えば
「髪の毛をしっかりさせる」
です。
勉強会で得た知識をお届けできればとブログを書いていますので解釈などまだ理解が足りない部分もありますがご容赦ください。
では、ここからはどんな効果があるか、どんな工程で行うか、そして施術後の感想をお届けしていきます。
まず私が熱中している酸熱トリートメントとケラリファインの違いについて。
大宮2号店が使用してる酸熱トリートメントはSHISEIDOのサブリミックですのでサブリミックとケラリファインの比較です。
「サブリミック」
〈目的〉
髪質改善
〈特徴〉
髪質変化
クセ、うねりの緩和
ハリコシ、ツヤUPの実感
アイロン温度180〜200℃
〈成分〉
グリオキシル酸
〈時間〉
60〜90分
〈持続〉
30〜45日
「ケラリファイン」
〈目的〉
毛髪再構築
〈特徴〉
サラサラ、柔らか、ツヤの実感
毛髪強化
髪の性質を変化させない
アイロン温度120〜140℃
〈成分〉
還元ケラチン
〈時間〉
30〜60分
〈持続〉
約30日
です。
「髪を回復させたいか、髪を強化したいか」
と捉えて頂ければ良いのかと思います。
次はケラリファインの工程です。
4種類のトリートメントを使用します。
シャンプー
↓
1剤
↓
2剤
↓
加温
↓
3剤
↓
シャンプー
↓
4剤
↓
流し
↓
ドライ
↓
アイロン
といった工程です。
ここからはスタッフのBeforeAfterと各トリートメントの効果をお届けします。
まずBeforeはこちら
↓
ブリーチ履歴、パーマ履歴あり、軟毛、細毛です。
1剤
核となる成分の導入
低分子ケラチンを髪内部に分散、浸透
2剤
内〜中間部補修
低分子ケラチンが高分子化して大きくなり髪から流出を防ぐ。また保水力UP、ダメージ補修
ここで加温します。
3剤
中間〜外部&キューティクル補修
ツヤUP、髪表面をなめらかに整える
ここで1度流し、軽くシャンプーします。
4剤
コート形成
髪表面の疎水化、なめらかな指通りとトリートメントの持続性を高める
そしてドライ
ドライ後はこのような感じ
↓
落ち着いていますが、ブリーチ、パーマの影響で毛先はまとまりがない感じ
最後にアイロンを入れます。
アイロン入れた後はこんな感じ
↓
感想としては、
髪の履歴がブリーチ、パーマの関係でしっかりしたという感覚はあまり無かったです。
臭いも当日は感じませんでした。
ただ後日、ケラチン特有の臭いが残る気がするということはありました。
柔らかい質感で手触りも良く軽い仕上がりで重くなりたくない方には良いのかなと思います。
現段階では導入未定ですが、
N.ブランド
毛髪強化
という点では魅力的なシステムトリートメントです。
もう少し検証して導入するかどうか検討していきます。
ケラリファインのレポートでした。
サブリミックに興味ある方は、こちらのブログもぜひご覧ください。
【なかじま ひびき】酸熱トリートメント”サブリミック”の工程vol.1