【なかじま ひびき】酸熱トリートメント”サブリミック”の工程vol.1
こんにちは!
大宮2号店 チーフのなかじま ひびきです。
今回は酸熱トリートメント「サブリミック」の工程を改めてご説明していきます。
酸熱トリートメントって何?
酸熱トリートメントって気になるけどどんな事するの?
そんな方にぜひ見て頂けたらと思います。
ボリュームが多いので、ブログ3回に分けてお届けします。関連リンクも貼ってありますのでぜひご覧ください。
それではまいりましょう!
いろんなメーカーから酸熱トリートメントの商品はたくさん出ていますが、当店で扱ってるのは、資生堂のSUBLIMIC(サブリミック)です。
酸熱トリートメントの中には、酸性値が強いものもあり、強い方が、クセも伸びやすいという事はあるのですが、繰り返すと髪の毛がジリジリとした髪の毛になるということもあるので、酸性度が高くないものの方が安心安全です。
髪の毛の健康なPHは4.5〜5.5のいわゆる弱酸性です。
サブリミックはPH3.5です。
酸性の1番強いのがPH1なので、サブリミックは強すぎないPHです。
サブリミックの工程はまずshampooからです。
オフクリアというshampooで、髪表面に付着してるカルシウムイオンを除去します。
カルシウムイオンとは、例えば電気ポットに水道水を入れて使っていると、底にガサガサ、ザラザラした結晶のようなものが溜まることがあります。それがカルシウムイオンです。水道水に含まれる成分で長く蓄積され続けるととても硬くなります。
まっさらな素髪に戻すので、洗い上がりはキシッとした感じになります。
続いて使うのはアウトCAというミスト。
今度は髪内部のカルシウムイオンを外に出します。shampooとアウトCAで、髪表面と内部をデトックスする工程になります。
アウトCAの効果は、カルシウムイオンが付着しづらくする効果もあり、さらにトリートメント成分が浸透しやすい髪になり、カラーの発色も良くなります。
次に内部に美髪成分を入れていきます。
アップテックスとディープスムースという2種類の剤を混ぜ合わせて使います。
ディープスムースは、酸熱トリートメントの「核」となる成分で、グリオキシル酸という成分が入っています。これが髪の内部に新しい結合を作る事で髪の内部の形状の乱れを補正してくれます。
また、なめらかでハリ・コシのある髪へと導きます。
ここで10分ほど時間を置いてよく流します。しっかり流す事でディープスムースの残臭をカットしてくれます。
この続きはvol.2でお届けします。
酸熱トリートメントの工程vol.2