発売前の資生堂【バイブラントカラー】徹底分析〜実験編〜
皆様こんにちは!
モリオフロムロンドン大宮一号店の「カラー大好き」佐々木賢一です。
今回は、もうほとんど美容師さん向けの内容になりますので、わからない、つまらない、と感じたらそこでストップして下さい(笑)
頑張って最後まで読まなくてもOKです!
ただし、これだけは覚えておいて下さい。
「morioでは、発売前からカラー剤1つ1つを研究し分析し、その中から厳選された上質で安全なカラー剤しか使っていないということ」
では本題に入ります。
2/22日に資生堂(SHISEIDO)から発売される「プリミエンス バイブラントカラー」を徹底研究した結果を正直にお伝えしていこうと思います。
全7色からなる鮮やかでビビットな色を特徴としています。
*先ずは色出し実験から*
メーカーが出す、毛束チャートはほとんど信用していません。だいたい、というか、かなりイメージが違う事が多いので、時間はかかりますが、一色ずつ実験していきます。
❶白毛束、黒毛束を用意します
❷時間差と塗布ムラが出ないように裏までしっかり塗り、毛束ごとにタイマーをセットして全て25分キッカリ放置します
この時点でかなり発色が早く、しかもビビットなのがわかります!!
❸水洗後の色の様子
えっ??
「こんなに鮮やかに色でるの??」と驚く佐々木。
チャート近いじゃないか、、、
❹ドライ後の見え方
エクセレント!!想像以上です。今迄は、ナチュラルよりで色味が弱いなーと思っていた資生堂が、、、。こんなに色味が強いカラー剤作れるんだと驚きを隠せません。
(チャートよりちょっと薄いかなー程度の誤差は素晴らしい)
❺わかりやすくする為、白い紙に貼ってききます
・赤系
ツヤ、手触り、色が濃いけど透明感あり
・青系
ツヤ、手触り、クスミやニゴリが少なくクリアな発色だけど濃い
❻肌への刺激と色残りがあるかチェック
これもお客様の頭皮を考えると外せない工程です。
毛束と同じく25分後に流すと、、、。
かなり色残りがありますねー、、、
刺激は、匂いも含めて少なく問題ありませんでしたが、色が濃い分肌には残りやすく、しかもビビットな色のまま残る事がわかりました。
5回シャンプーでほぼわからないくらいに取れましたが、フェイスラインなどはベッタリ塗っまうと顔周りにビビットな色が付いてしまう可能性ありです。
必ずフェイスクリームで保護してあげる方がいいですね。
【まとめ】
・これだけクリアな色味が出るアルカリカラーは、ほとんど無い
・沈まない、濁りづらい色なので安心して使える
・単品使用なら、黒髪にも色表現が出来る
・匂い、刺激は、少なく安全性が高い
・イルミナ、アディクシーとは違う色味なので魅力的
・オレンジ、カッパーは今年の流行でもあるのでオススメ
・カラートリートメントみたいな色が出るが、退色後の色残りが少なく、次のカラーに影響しずらい
唯一のデメリットは、肌も若干染まりやすいので、保護クリームや保護スプレーは必要。
ベッタリ頭皮に塗り込む塗布方法を避ければ、解決は出来ますので、上手く使えば、最高のカラー剤かもしれません。
私の勝手な使用感イメージですが、、、
■グレー系、シルバー系、アッシュ系の深い色味
→アディクシー
■ピンク系、パープル系のクリアな色味
→イルミナ
■カッパー系、オレンジ系の鮮やかな色味
→バイブラント
■グリーン系の鮮やかな色味
→バイブラント
という使い分けがベストでしょうか、今のところ。
正直に、バイブラントカラーは良い!!
お客様へ今後提供したいカラー剤でした。
次回は、より細かく色ごとに分析していきますのでお楽しみに(^^)
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