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白髪のなぜ?

こんにちは!

スタイリストの山本希です(⍢)

 

 

今回は最近と言わず、ずっと気になっている白髪についてのお話です٩(●˙▿˙●)۶

女性の白髪が増えるのは、40歳前後から、といわれています。身体の機能の老化が原因とされていますが、医学的に解明できていない部分が多く、予防が難しいのが現状です。そんなナゾが多い白髪のメカニズムや、目立たなくするコツなどをご紹介します。
■白髪ができるメカニズム
白髪とは、年齢を重ねるにつれて色素細胞の能力が衰え、毛髪の色素が消失した状態のことです。
毛細血管や神経がある毛乳頭のまわりには、「毛母細胞」があります。毛母細胞の間には、髪の色を作るメラニン色素を生成する「メラノサイト(色素形成細胞)」があり、そこでメラニン色素を生成、コルテックスに行き渡り、髪に色をつけているのです。
加齢や病気などにより、メラノサイトが徐々に減少、それに比例してメラニン色素も減少します。その結果、髪の色素が薄くなり、白髪になる、というわけです。

■白髪のタイプは3通り
白髪になるパターンには、実は3通りあります。白髪の状態や生え方がどれに当てはまるか、確認してみましょう。
●1.髪の毛が生え変わった時に白髪になる 
加齢などにより衰えたメラノサイトが、髪の毛が生え変わる時に毛母細胞からなくなってしまいます。
●2.成長期の途中で徐々に白くなる 
加齢などによりメラノサイトの活動が衰え、徐々に髪の毛の色素が減少します。
●3.突然白髪になる 
病気などによりメラノサイトが急に活動を停止した場合、突然白髪になってしまいます。
■白髪が発生する原因は?
白髪になる原因については、まだ解明されていない部分が多いのですが、次のようなものが挙げられます。
●遺伝 
解明されていない部分が多いのですが、遺伝的な原因で白髪になることがあります。白髪になりやすい、なりにくいなど、人によって遺伝的な要素を持っているといわれています。
●病気 
マラリアや胃腸疾患、甲状腺異常、貧血症などの病気により、白髪が増えることがあります。また、白斑などができると、その部分が白髪になることもあります。
●紫外線 
紫外線は、幹細胞に悪影響を与え、DNAを損傷させる原因のひとつと考えられています。紫外線が頭皮にダメージを与えることで、メラニンを作る色素幹細胞が悪影響を受け、白髪を引き起こす可能性があります。
●栄養不足 
ビタミン・ミネラル・良質のタンパク質が不足し、内臓の働きが衰え、血流量が減ることで、白髪になることがあります。
●ストレス、精神的なもの 
苦労すると白髪が増える、という話をよく聞かれると思います。ストレスと髪の毛の関係はとても深く、身体にストレスがかかると、毛細血管が収縮してしまうため、毛母細胞の働きを弱める原因になります。ただし、「一晩にして真っ白になる」というのはウソ。黒い髪は、ある日突然白くなることはありません。
白髪を減らそうとする場合、まず上記の原因を解決することが必要になります。目立つからといって、白髪を抜くのは厳禁。抜いた後に黒い髪が生えてくる補償がないうえ、抜いた毛穴が炎症を起こすことがあるのでご注意ください。

■白髪を予防する食べ物はある?
残念ながら、白髪を予防する成分というのはまだ解明されていません。髪の毛の主成分はケラチンで、5%ぐらいイオウが含まれています。それと同じ成分を考えてみますと、次のようなものが良いかもしれません。
・動物性タンパク質……タマゴ、肉など(特に鶏がらスープがおすすめ) 
・ミネラル……ワカメなどの海藻類 
・ビタミンB2……レバー、牛乳、卵、納豆など
海藻類の効果については、こんな話があります。88歳の女性にお目にかかった時、白髪が少なく、髪のボリュームも多い方でした。聞いてみると、「高血圧に効くので、根コンブを食べています。前日の夜にコップ1杯の水につけて、翌朝にそのエキスを飲み、根コンブも食べるのです。それを10年以上続けています」とおっしゃるのです。科学的な根拠はありませんが、海藻類はやはり髪に良い食材なのかもしれません。
以上、白髪について、現在わかる範囲でお伝えいたしました。白髪の決定的な予防法は、残念ながら、まだ「これ」といったものはありません。バランスのよい食事をとり、ストレスをためず、全身の血行をよくするよう適度な運動を心がけることが、白髪の予防につながるのでは、と思います。

どうでしょう?( ᐛ)

しっかりと健康的な生活で、バランスの良い食生活で、ストレスフリーな生活で、いきいきヘアーライフを送りましょう٩( ᐛ )و!

 

大宮1号店 山本希

 

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